普通2種免許 福祉有償運送

こんにちは

私としては久しぶりの投稿になります。

いきなりですが、普通2種免許の学科問題です。○☓でお答えください。答えは文中で。

問 :普通1種免許であっても、お客を車両に載せて対価を得ることは可能である。

福祉有償運送とは何なのか?

現在、訳あって普通2種免許を取得するべく教習を行っています。30数年前に普通自動車を取って以来の教習ですので緊張もしますし、忘れている法規もあります。またあらためて学習すると時代の流れを感じます。

ひとつは免許区分。現在は貨物に関して 中型・準中型・特定準中型など細かな区分があります。自動二輪にAT限定免許があるのも驚きでした。16歳で自動二輪 中型 を取ったときにはそのような区分ができるとは思いませんでした。駐停車禁止・停車禁止も再認識しました。大体の人は結構な頻度で駐停車違反をしているものだと思います。さて

なぜ2種免許を取るのか?

実は外出支援サービス事業所を設立しようと考えた結果の着地が2種免許です。通常、人を車両に載せどこかに移動することで対価を得る場合には二種免許が必要です。タクシーが一般的ですね。このタクシーを運転するに必要な免許が二種免許です。加えて営業車両として緑ナンバーが必要です。一般旅客運送といいます。もしもこれらの許可や免許がない場合は俗に 白タク(ナンバーが白いまま)とよばれ違法となります。しかしその白タクでも許容されるのが「福祉有償運送」と呼ばれる手段です。

タクシーは僻地や離島などでの営業は採算が合わないため事業展開があまりありません。しかしそれでは地域住民の足がなくなるので、行政などが二種免許なしでも行える旅客運送を行政の責任において福祉的意味で行っています。

今回、姫路市で高齢者外出支援としての福祉有償運送プロポーザル(入札)という一般車両を用いた旅客運送募集があり、それに参加しました。結果は他の業者が落札しました。ちなみに行政の福祉補助事業ですので採算ベースに乗る補助金額ではありません。それはそれで良いのですが、福祉有償運送は高齢福祉課の施策であるためその対象者(載せても良い人)などが大まかに以下のような制限を受けます。

1.要介護1以上の認定者

2.相乗りの禁止

3.障害認定があっても利用できない

4.行き先は公共機関あるいは医療、福祉などの限定施設の往復

5.対価は片道200円程度頂いて良い。補助事務費などは上限17万ほど。

つまり 要支援者である障害認定をお持ちの方が、買い物のため商店に行くという手段には使えない。

どう思われますか?

この福祉有償運送では二種免許も介助経験のない人でも講習会(1日)を受講すれば重度介護の利用者を車両に載せお金を取ることができる。つまりタクシー業務ができるのです。免許は1種、ナンバーは白でもです。(これはあくまでも運転することに対しての制限解除です、昇降介助として介護保険を利用するにはヘルパーなどの条件は必要です)

私達は、その条件では本当の外出支援策とはならない、誰でも使える旅客運送手段はないのか?と考え、それを解決する手段としての旅客運送(2種免許と緑ナンバー ですが、くくりとしては福祉有償運送の一部)を行う目標を持ちました。実を言うと本当の一般旅客運送はそう簡単に始められるものではないのですが、目的が限定されるなどの拘束条件のもとでは行うことができます。ですが先程の白タクではなく、れっきとした国土交通省の許可事業です。またそのための二種免許取得です。

せっかく外出支援として行うなら今回の条件でまずは 1,要介護1以上 と 3,障害者が利用できない  という条件は外してもよいと考えます。できれば5以外全部は解除しても良いのかとも思います。

外出支援の重要な部分は、安全、安心、丁寧、迅速であると思います。しかし、苦肉の策とはいえ行政が関与するにあたり色々と制限を設けることがかえって使えない制度や運用となって存在してしまう。そんな感覚を持ちました。

みなさんはどう考えますか?

重澤