施設での事故死1547人

 今朝の新聞で興味深い記事がありました。

厚生労働省が全国の特別養護老人ホーム(特養)と介護老人保健施設(老健)で事故により死亡した入所者が、2017年度は少なくとも計1547人いたとの調査結果を発表しました。こうした調査は初めてです。

去年10月に調査を行い、全国の67%から有効回答の結果、特養は772施設で1117人、老健は275施設で430人が事故で死亡しています。事故の内容は調べていません。

省令に基づき、施設内で起きた事故について市町村に報告する義務がありますが、事故の定義や報告に関する明確な基準がないそうです。なので実際の死者数はもっと多い可能性があるという事です。

恐ろし話です。まさに死人に口無しとはこの事でしょう!また死亡にまで至らなくとも、隠蔽している事故は沢山ありそうですね。

今回の調査では、大きな施設のみが対象ですが、小さな施設も沢山あります。また、市町村の施設基準を満たしていないホームホスピスなども併せて全てを調査すれば、何倍もの事故死が明るみに出てくるでしょう。

 今後、施設に入らなければならない方は、ますます増えてくるでしょう。でも現状の施設では、在宅で生活している場合と比べて、事故死の確率は明らかに高いです。高い料金を払って療養生活を送っているのだから、最低限の安全や安心は保証して欲しいものです。

「人生100年時代」政府が在宅に方向転換している事は非常に良い事だと思います。「自宅で入院」と考えれば、高い施設費も要らないし、医療や介護保険サービスを利用し、住み慣れた自宅での療養生活が送れます。国家資格を持ったスタッフが訪問し、マンツーマンでケアやリハビリをしてくれます。その人らしいオーダーメイドのケアやリハビリを実現するために、私たち「るり訪問看護」がお手伝いしていきます。些細な事でもお気軽にご相談下さい、一緒に考えていきましょう!

木村